2. 1人の歯科医師が全てに責任を持って治療。
・外科・矯正・補綴等に広く深い実績と経験豊富な院長がすべての診療を行います。
・複数の専門医による分担治療ではなく、最初から最後までの一連の処置を一貫して一人の歯科医師が行うため効率の良い診療体系です。
・院長は咬合構成・矯正治療・精密義歯・歯周外科・再生外科・インプラントとあらゆる診療科目に精通し、最新の情報収集と技術力の向上のため、常に研修とトレーニングを怠らず、良い事は速やかに取り入れ臨床に反映しています。
・治療のレパートリーが豊富なので、多くの治療法の中から患者さんのご意思に沿った治療法の選択肢をご提案することができます。
*予防・歯周病初期治療とメンテナンスにつきましては、ベテランの歯科衛生士が担当いたします。
4. 技工物の製作は院長が責任を持って製作過程でチェックや修正をします。
現在は様々なテクノロジーの進歩によりそれに特化した設備やトレーニングを積んだ技術者が必要となりますので、より良い技工物の製作には複数の優秀な技工士と連携することが不可欠です。
メタルのクラウン1つでも技工物のクオリティーは技工士の技術力と制作に費やすことのできる時間により雲泥の差となりますので、プライスの低さよりもクオリティーの高さを信条とする優秀な技工士と提携しています。
理想的な咬合と咬合平面、顔貌と調和のとれた審美的な形態、歯ブラシや歯間ブラシ等による清掃効率の良い形態、舌の位置や形態への配慮、などが重要なのですが、Waxの時点で院長自ら製作過程で逐一チェックを行い必要に応じて修正していきます。
咬合器という顎の関節を再現する器械に作業模型を装着してから露見する問題点も多々ありますので重要な工程です。
5. 接着に妥協しません。
修復物がすぐに取れてしまう。
修復物の下から虫歯が進行した。
これらは主に接着不良が原因です。
修復歯の予後は詰め物・かぶせ物の材料の良し悪しよりも実は接着が重要ポイントなのです。
口の中は常に唾液や血液・浸出液・油分等の接着阻害因子に汚染され易く、そもそも水分が30%程ある象牙質に接着材を浸透させて歯を保護した上で様々な材質の修復物との接着を毎日の咀嚼力に耐えうるように的確に行う技術や設備は、容易いものではりません。
30年にわたるくまがい歯科の接着への情熱は、今、長期経過症例がその成果を物語っています。
6.治療の経過はすべて写真記録。
折角治療を受けた歯は極力長く持たせたいものです。
そのためにはどのような状況であったのを、どのような治療を受けたのかを理解することが有効です。
治療後は見た目では皆同じくきれいに回復したように見える歯でも、それぞれの歯の予知性は治療前のダメージ度合いや歯髄の有無等により異なります。
どのような優れた修復でも毎日休みなく機能させるわけですから、年月の経過と共に様々なトラブルが起こり得るものです。
くまがい歯科では、非常に厳しい状況でもご要望があれば力の限り保存に取り組みますが、そのような歯は当然術後のトラブル率も高くなります。
心を込めて行った治療の終了は、くまがい歯科にとってはそれらの保守の始まりです。
将来トラブルが生じたときの分析資料として写真は最も有効となります。
旧修復物を外した歯がどのような状態だったか、詰め物やかぶせ物をセットする直前の歯がどれだけキレイに処理されていたか、咬合がどのように改善されたか等の治療過程のすべての写真を拡大してお見せします。
治療の過程をすべて写真でお見せできるという事は、誠実・正直な治療と責任の証です。
これをご覧になられれば、くまがい歯科との信頼関係がより深まることと思います。
7.費用に見合った自由診療の提供
日本の健康保険制度は貧しい人にも医療を提供する世界に誇る素晴らしい制度だと思います。
しかし、残念な事に歯科医療に於いては多くの方々がご不満をお持ちです。
年間50万円近くの高額な保険料を支払っている方にも、ほぼ0円に近い保険料の低所得の方にも、全く同じ診療水準の医療提供という事は弱者救済の意味合いが強く、より高い診療レベルを望まれる方にはご不満となる事例が生じてきます。
事実くまがい歯科で日常的に行っている修復治療の9割は、他院で行った治療の再治療です。
当院での診療を希望される患者さんは健康意識の高い方ばかりで、再治療となる原因は治療技術に起因するものが大半です。
不適切・粗悪な歯科治療の結果、より重篤な状況に陥っておられる方が少なくありません。
粗悪なレジン修復→歯髄感染→粗悪な根管治療→根尖病巣→抜歯→粗悪なブリッジ→抜歯→義歯作製→義歯支台歯の負担過重による歯周病悪化→抜歯→インプラント→不適切なインプラント埋入による様々なトラブル。
これらは普通に散見する悲劇のスパイラルです。
一番最初の修復が適切であったなら、そしてその際に予防について学び実行されたなら、このような悲劇は起こらなかったでしょう。
日本の「国民皆保険制度」という医療システムは基本的に、「すべての国民が安くて質の高い医療を受けられる」という基本理念の基に、北海道から沖縄まですべて同じ質の医療を提供していなくてはいけない、という建前になっています。
しかし現実的には医師も人間、能力や志、さらに経験値は個々異なりますので、その時の医師の能力・熱意によって治療結果に大きく差異が生じるというのは現実です。
特に診療の大半が手技による歯科医療ではそれが顕著となります。
公的保険での診療費が安価なのは、一部負担で済むという事よりも、保険適用の時点で一律評価の技術料が低く設定されているからです。
又、1か月における1人あたりの診療報酬の平均金額が都道府県平均の1.2倍を超すと行政指導の対象(厚生労働省により明記)となるという単に医療費抑制のための指導もあります。
治療内容や来院回数、診療時間等は一切考慮されず、平均金額のみによる判定なので密度の濃い診療は出来ませんので、結果患者さんの来院回数を増やさざるを得ない事になります。
20代の頃の私がそうであったように技術的・経験値に未熟な歯科医師が15分刻みで患者を流していくような環境では充分な社会保険での診療報酬ですが、知識・技術共に切磋琢磨して経験を積み、設備・治療時間にも妥協せず、緻密な診療で他院では不可能とされるような難症例にも治療実績を挙げている現在の歯科医師熊谷の診療体系では全て不採算となってしまうのが現状です。
誠に心苦しく思いますが、今のくまがい歯科での診療水準は日本の社会保険診療で賄う事は不可能です。
より良い治療を適正価格の自由診療で提供しているのがくまがい歯科の評価点だと皆様にご納得頂けるよう日々精進して参ります。
歯科医療の厳しい現実は歯科衛生士や歯科技工士の待遇に直結しており、両者ともに離職率の高い状況が慢性的に続いております。
歯科技工士では25歳未満で79%、25~29歳で75%の離職率(厚生労働省)と、歯科医療業界の過酷な現状には歯止めが無くなっているようです。
歯科医師においても、私立の歯科大学の半数で学生の定員割れとなっているのは危機的状態と言う事です。
自由診療では保険制度による制約を受けないため、能力と熱意のある医師であれば持てる技術を駆使して質の高い治療に専念できます。
しかしここで注意したいのは必ずしも自由診療=良質な診療では無いという事実です。
被せるクラウンの材料が金合金やセラミックだというだけで制度上では自由診療扱いとなりますが、そもそもそれが誤解の元凶です。
自由診療だからと安心は出来ません。
建築物の優劣は、材料だけではなく優秀な機材設備と設計者や職人の高度な技術力によるのと同じ事です。
事実、欠陥住宅と同様に劣悪な自由診療によるトラブルを散見します。
患者さんもそれを見抜くためにはある程度の知識が必要です。
是非このWEBサイトを参考になさって下さい。
診療費用の主な内訳は、材料費のみではなくて診療の質や時間・設備や器材に関わる経費、医師や技工士・スタッフの技術料の総計ですので、これらを抑えれば当然安く出来る反面成果も低いわけでそれ相応の成果となります。
くまがい歯科の自由診療費用は、成果を最重視した極めて適正な費用であり、必要な治療のみを適切に行う事により長期的に捉えると最も健康的・経済的であることをお約束します。
診療費用については事前にご相談の上、ご意向を十分伺った上で診療計画の提案と共にきちんと説明させていただきます。
その上で診療を選択されるか否か、或いは他の方法についてご相談いただくかは患者様のご意志に沿います。
一方的に治療が進行して費用が発生するような事はございませんのでご安心下さい。
医療関係者やそのご家族の患者さんにご評価き、多くの診療をさせていただいている実績がその信頼の証です。